ノラコ

      2013/09/03

 10月初め、管理しているアパートにノラ猫が居ついたとの連絡があり、捕獲保護に出動した。といってもこの猫、警戒することなく人懐っこく寄ってきて、めでたく?袋に入れられ家守宅で保護観察の運びとなった。 里親探しが始まり、嫁入りを見越してダニ・ノミ駆除、避妊手術、回虫駆除など、これまでのニャン生ではしたことのない経験を積まれたのである。獣医さんの推定では2歳くらいだとか。仔猫ならもらい手もあるが成猫だとむずかしいね、と言われつつそこここにお願いをしてきた。あれから2ヵ月半、○○アパートで捕獲したので○○ノラコと呼んで世話をしてきた。13才の先住老猫との関係もあり、初めは車庫にゲージに入れて、徐々に車庫で、夜冷え込み始めたら廊下でゲージに入れていた。この寒空に放り出すわけにもいかず、また獣医さんからは「室内飼い運動」のことを知らされた。ノラコはだんだんと家守の居住スペースに侵入してきたのである。

 様々なネコ関係を知っているノラコは先住老猫などには遠慮などせず、ストーブの前を陣取り、老猫の定位置であった布団の上にうずくまり、老猫のえさを横取りしている。老猫は大らかなのか、びびりなのか、ノラコが近寄ると威嚇をするが特別手出しはしない。世渡り上手なノラコは家守家族に対しても猫なで声で甘えてくる。爺猫を相手しているとその間に入って構って攻撃を仕掛けてくる。そんな外面の良さなど家守には通用しないのだよ、ノラコよ。シンクの上に乗ったりするので「ハエたたき」ならぬ「ネコたたき」を使っている。本人をたたくわけではないが、激しい音をだして驚かすのが目的である。そのうちこの音にも慣れてしまい、知らぬ存ぜぬになってくるのかもしれない。

 ノラコよ、おうちネコになったら食事と寝る所はちゃんとあるのだから、安心してのんびり居てよね。 人間の勝手で手術をし、外歩きの自由を奪ったのだから、今更放り出すわけにもいかないよね。 里親、探しています。

 - 家守の女房