平成28年度版 中小企業支援制度/加賀市

加賀市役所、商工労働課では新年度の中小企業支援制度をまとめたホ-ムペ-ジを公開しています。加賀市の中小企業支援制度の案内チラシ一覧

内容は、「創業支援、新商品開発・新技術開発、設備導入、伝統工芸支援、共済加入支援、雇用支援、労働者支援、融資」と多岐にわたっています。

新年度のこの時期は、毎年いろいろな補助金などの情報が出てきます。実際いろいろな種類の申請書類を作成するのは大変な部分もありますが、皆さん、上手に活用して下さい。

外国人向け「部屋を借りる人のためのガイドブック」進呈!

◎外国人向け「部屋を借りる人のためのガイドブック」 英語、中国語、ハングル、ベトナム語、日本語  (全宅連発行) の冊子進呈致します。外国人向け「部屋を借りる人のためのガイドブック」 は、日本で賃貸住宅を借りる際の、部屋探しから契約・入居中の規則・退去・緊急災害への備えなどをわかりやすい文章やイラストでまとめた冊子です。

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加賀市に住む予定の外国人の方、アパ-トなどの貸主の方などでご希望の方は、送付先の住所・氏名・言語をご記入の上、メ-ル( 8046@yamashirofudousan.com  )  又は、FAX (0761-77-4257)よりお申し込み下さい。郵送にてお送りさせていただきます。

 

京都から加賀市に移住

  • 堀江美香さん
  • 女性
  • 職業:紙作家
  • 出身:京都府
  • 現住所:石川県加賀市
  • 移住歴:3年

 

加賀市のどんなところに興味を持ちましたか?

私は特に加賀市の衣食住の住の部分に興味を持ちました。昔の方が柱に赤漆を塗ったり、欄間に装飾をしたり、里山を旅してきた中で印象に残りました。また、車で10分、15分という距離の場所にいくつも泉質の良い温泉があり、お米も野菜も美味しく新鮮な魚介類も豊富で、本当に自然に恵まれたいい場所だと思いました。

加賀市への移住を決断して、すぐ行動しましたか?

加賀市で個展を開催する度に、加賀市の工芸品・文化などが私の育った京都と深く繋がっていることを知りました。また、暖かい人達と出会うことにより、加賀市への移住を考えるようになりました。

その後、インタ-ネットで検索した山代不動産さんから山代温泉周辺の空き家物件をいくつか紹介、内見(生活環境の詳細/交通・四季の気候や積雪、買い物などをお尋ねしながら) をさせていただきました。はじめて現在住んでいる建物を見たときは、里山の風景、田んぼの中にある集落、民家の横を流れる小川がとても印象的でした。また、住居内には井戸があり、和紙という作品の制作にぴったりの場所だと思い、移住を決断しました。築50年以上経っている建物は所有者の方が解体しようかと考えてられていた民家でしたが私の目には、柱や天井、蔵等全てが魅力的に映りました。何年も使用されていない建物で、床も抜けている、水周りはまったく使用できない。生活できるようにするにはどこから手をつけてよいか不安になることもあり一苦労でしたが、草むしりなどから一から始める楽しみを日々感じながら、アトリ工房兼住居のリフォ-ムをしました。

今後石川県、加賀市でやってみたいことは何ですか?

加賀市には工芸品など日常の生活で使用するものを作りながら生活してきた文化があると思いますが、そういった地元の方たちの日常の工芸品と私の制作する作品がお互い刺激を受けながら、新しいものづくりに役立てればと思います。

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最近、私のアトリエには外国の方が多く見学に見えられるようになりました。外国の方は、自然に囲まれたこのアトリエがとても新鮮に感じていただいているようです。

近隣の方達とのコミニュケ-ションは?

誰も知り合いがいなくて、一からでしたので‥。自己紹介からはじめました。自分の方から地元の方たちに自己紹介させていただきながらこの地で自分がなにをしたいのかを伝えさせていただきました。すると、次第に地域の方たちからいろいろな手を差し伸べていただくようになりました。

私の周囲の方達は、あまり人見知りしない方が多いように思います。そのおかげで多くの地元の方たちの手助けを受けることができ大変感謝しています。(個人的には加賀市の方は関西圏の方達とは友好的な感じがします‥。)

 

温泉街の空き家についてどう思いますか?

空き家はある程度、きれいな状態にされていた方がいいですね。また、温泉に近く、食べ物が美味しいという部分は魅力ではないかと思います。加賀市内の総湯共通利用券などがあるといいですね。

(私の友人などにも、毎日温泉に入っている話をするとすごく羨ましがられます。)

加賀市は泉質の良い温泉が豊富な地域だと思います。また、観光客だけでなく、地元の人が毎日、温泉に通われる珍しい地域だと思います。