「不動産屋」

不動産業者の呼び方の一つに「不動産屋」という呼び方があります。「ひどい不動産屋だ」とか、「対応の悪い不動産屋だった」とか、「不動産屋のわりにきちんと対応してくれた」とか…。いろいろな場面で耳にします。

以前、テレビのアナウンサ-が「不動産屋」と話していたのを聞いたこともあります。こういった場面で他の業種の方であったなら、たとえば魚屋さんとか鮮魚店、八百屋さんとか青果業者とか、言うと思うのですが、不動産業者だと呼び捨てなのか、と思いました。プロのアナウンサ-なら不動産業者あるいは不動産屋さんと言って欲しいなと思いましたが。(^_^;)

実は私自身、この「不動産屋」という呼び方には長い間、何か偏見や非難のようなものを感じています。それは、八百屋さんを八百屋とか魚屋さんを魚屋と、呼ぶのより否定的な感じがします。同じ商売でも一般の方からすると身近とはいえない業種ゆえの偏見とも思えるのですが、イメージ的に「悪い」ものがついて回っているような気がします。

よもやま話で聞く最近の「不動産屋」がらみの話などには、聞き流せないような内容の話もあります。複雑な内容の一部分を誇張したり、法規上の解釈が不適切だったり、残念ながら「不動産屋」がすることは悪業だと決めてかかっている内容もあります。

大学生たちが1人暮らしをするにあたり、「不動産屋」にはだまされるな!という意識が植え付けられているのも本当です。ああ・・・。