- 農田 悟さん
- 男性
- 職業:農業・軽トラピザ屋さん
- 出身:石川県小松市
- 現住所:石川県加賀市
- 移住歴:5年
加賀市のどんなところに興味を持ちましたか?
自分はあまり加賀のことを知らずに来たところが本当です。地元はとなりの小松で何度かドライブしてこの周りの雰囲気が気になっていました。山や海の距離、小さな市内に3か所の温泉地。伝統が受け継がれている工芸やまちなみ、料理など。住んでいくうちにどんどん魅了されていきました。
加賀市への移住を決断して、すぐ行動しましたか?
山代不動産を知ったきっかけはネットでした。「自然」「農」「山暮らし」などをキ-ワ-ドに検索し”山代不動産”にヒットしすぐに電話しました。しかし、なかなか自分たちの思いと合う物件に出会えず、知人のつてで山奥の古民家を借りました。2年後、相方 (妻) の仕事の関係でもう1件のお話をいただいたのが、また山代不動産さんで、ご縁を感じ現在の東谷地区の古民家をお借りすることとなりました。
急いで行動することも時としては重要かも知れませんが、何のために”そこ”に住むのかの目的を日々明確にして、一つ一つ感じながら自分のペ-スで行動することが大切なのだと感じました。
今後石川県、加賀市でやってみたいことは何ですか?
自分が歩んできた道は料理と農です。今、ロ-カルですが、軽トラピザ屋さんと農業の兼業で生活しています。全国的にもそうですが、休耕田、畑が増え続けています。そこをうまく活用し、農業者として確立し、農作物を軽トラピザ屋さんで販売をし、若い人からお年寄りまで触れ合っていければ触れ合っていければと思います。
近隣の方達とのコミニュケ-ションは?
まずは “あいさつ” は基本ですね。自分を知ってもらい、お互い協力関係を築くことが必要だと思います。会話も大切ですが、車ですれ違う時のなにげない会釈は目と目の通じ合いを感じ、言葉以上のものを感じます。
温泉街の空き家についてどう思いますか
空家の問題も全国的な課題です。しかしながら、人口が減り続けていることもあったり、新しい家を建てる方もいらっしゃるので、なかなか難しい問題だと思います。うまく、リノベ-ションしたりして街の活性化につなげていくことが一番楽しいかなと…。壊す建物に関しては “捨てる” のではなく木材や建具などをレスキュ-して再利用し、その価値を見直していくと加賀市が味わいのある街として受け継がれていくのではないでしょうか。