不動産には、思いもかけない事が起きることがあります。どんな事が起こるか?
不動産と男女関係ほどトラブルが多い世界はないと、どなたかが話しているのを聞いたことがありますが‥。男女関係に恋愛、結婚等のようなハッピ-なことが多いように、不動産にも本来、ハッピ-なことが多いものだと私は思います。新婚夫婦の新居、はじめての土地や中古住宅の購入、新社屋の完成、新規店舗の開店、分譲マンション、ログハウスなどの別荘、リゾ-トマンション、古民家、…。
今の時代は、バブル期に高騰した土地価格を徐々に下げようとした国の政策が次々と裏目に出た結果、必要以上に地方の土地価格までも大幅に下落させてしまいました。その結果、多くの国民の不動産の含み資産を無くしてしまいました。以前は不動産売却等の代金で子供の教育費や結婚資金、生活資金、事業資金に充てていた家庭も多かったですが、現在は不動産を売却するためにはかなりの時間と大幅な価格の値下げが必要となってしまいました。
株(くいぜ)を守るということわざ(株を守りて兎を待つ)があります。先人のまつりごとによって民を治めようとするのは、切り株の番をして兎を手に入れようとする男のようであるという例えです。私たちも、今までのように国の不動産の政策を期待して経済が回復するのを待つばかりでなく、自分の不動産の活用を自分の考えで計画し、自分の不動産を活かすようにしないと、明るい自分の不動産の未来を切り開くのは難しいかもしれません。
人任せのリスクの高いことは避けたほうが良いことは、皆さんもご承知のことだと思います。しかし、どんな小さなことでも自分で前向きに考えることは無駄ではないと思います。 棒は立ててみないと影は映らない!やってみないとわからない!
マイナスをプラスにするような考え方を一緒に考えましょう!!
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
たとえば、
アパ-トやマンションなど共同住宅や併用住宅、事業用店舗などを建設される貸主さんの中には相続対策などの理由から、金融機関、税理士、建設会社などの営業主導により賃貸事業を一気に進め ( この間、私達、不動産業者には何の相談もなく ) られてしまう方がいます。このような賃貸事業計画では、全てが決まった後の入居募集の最後の段階になって、私達、不動産業者に連絡が来ます…。
貸主にとって不動産業者は頼りになる存在ではないのでしょうか? 私達、不動産業者は賃貸入居者を媒介するだけではなく、入居後も管理全般などにわたり、問題が発生した時にも多くのノウハウにより貸主を支え、貸主との信頼関係を築く立場にいます。
長期間の貸主の賃貸事業計画を継続するためには、建設の計画段階から、私達、不動産業者による、さまざまな提案 ( 収支が合う事業計画、入居者の満足を得られるような心のこもった部屋や店舗をつくる、建築業者の選択、設備仕様のアドバイス、地域の分析、間取り、駐車スペ-ス、不整形な土地の有効活用、マンション名などのネ-ミング、共同住宅のル-ル作成、入居時期など ) やコンサルティングを取り入れていただくことも大事ではないかと思います……。